葬儀全般に関するご質問
万一のとき、まずは何をすればいいのですか?
慌てずに、まずはジロイムへお電話ください。専門のスタッフが、順を追ってご説明いたします。
〈一般的な流れ〉
*ご自宅で亡くなられたとき
医師を呼び、死亡診断書の作成を受けて葬儀の手配となります。
*病院で亡くなられたとき
医師による死亡確認後、死亡診断書の作成を受けて葬儀の手配となります。
*事故で亡くなられたとき
警察に通報し、検死を経て死体検案書(死亡診断書)を受けます。その後正式な許可が下りてから葬儀の手配となります。
亡くなった後、すぐに決めなければならないことはありますか?
病院などで亡くなった場合、法律で24時間経過するまでは火葬ができないことになっています。
そのため故人様の安置場所を取り急ぎ決める必要があります。
一般的に自宅や葬儀社が主な候補としてあります。
後日の葬儀形式や会葬なさる方々のご事情も様々ですので、全体の流れを考慮し最適な安置場所を決めることが重要です。
あとから葬儀費用が追加請求されることはありませんか?
ジロイムでは、事前に充分なお打ち合わせを行った上でお見積書にご納得いただいてからのご葬儀になりますので基本的に追加請求することはございません。
但し、お式中に急遽追加した物品などにつきましては、別途費用が必要になることがございます。
宗派に制限はありますか?
ございません。
ジロイムでは、仏式・神式・家族葬・自由葬・キリスト教・海洋葬など、各宗派または無宗派のご葬儀に対応しております。
葬儀社はどのような内容の事をしてくれますか?
病院や施設等から故人様の移送、ご遺体の手当て、ご葬儀の打合せ、式場・火葬場の手配、火葬許可証の取得、祭壇など式場の設営、料理・返礼品の準備、お式当日の司会進行・ご案内など、葬儀に関するすべてを行います。
もしもの時に必要なものは何ですか?
取り急ぎ遺影として使用するお写真をご用意ください。お顔・身体が少し斜めになっていても結構です。
お写真は表情が良くピントが合っているものをお選びいただけますと幸いです。判断に迷われた際は、数枚ご用意ください。
親族や関係者への連絡は、どのタイミングでしたらよいですか?
危篤の際には必要と思われる方に連絡してください。
親戚や関係者には、お葬式の会場や日程が決まってからのご連絡をお勧めいたします。
故人様との生前の関係にもよりますが、ご葬儀の日程などが未定の段階で周囲にお知らせしてしまうと、混乱を招く可能性がございます。
親族や関係者への連絡で注意することはありますか?
ご葬儀のお知らせを行う際には、故人様の交友関係に漏れがないか注意し、参列者の数が多くなると予想される場合には学校、会社、御近所や町内会、趣味のお付き合いなどのグループに分け、各責任者に連絡を回してもらう方式をとるとスムーズに進みます。
喪主は誰が行うのが良いでしょうか?
喪主はご遺族で協議して決定します。
一般的には故人の配偶者、長男、長女という順番で近い方が務めます。配偶者や子供がいらっしゃらない場合は親兄弟が務め、高齢などの場合には葬儀に関わる実務を代役の方がサポートして行われます。
喪主は何をするのですか?
喪主の大きな役割としては参列者へのご挨拶、出棺の時の挨拶、お礼状に名前が印刷されることなどがあげられます。
喪主の役割は分担して行われる場合もありますし、金銭的な面の代表となる施主を兼ねる場合も多くあります。
役所への手続きはどうすればよいですか?
火葬を行うためには、役所へ死亡届を提出し「火葬許可証」を取得する必要があります。
「火葬許可証」火葬が済んだ後、火葬済みの証印が押されて手元に戻ります。
それが「埋葬許可証」として、お墓に納骨する際に必要な書類となりますので大切に保管してください。
お式当日に納骨をする際には、「埋葬許可証」を墓地の管理者様にお渡しします。
この一連の手続きは、ジロイムで代行することも可能ですのでご相談ください。
お寺などへの連絡はどうすればよいですか?
決まったお寺(菩提寺)がある場合には、先方のご都合を聞き、葬儀日程の調整を行う必要があります。
遠方にお寺がある場合でも、必ずご一報いただくことをお勧めします。
その際に近くの同じ宗旨の僧侶をご紹介いただける場合もございます。
また、寺院様とのお付き合いがない場合にはジロイムにてご紹介も可能です。
なぜ葬儀を行うのですか?
葬儀には大きな3つの意義と役目があります。
故人の霊を慰め供養するという宗教儀礼、ご遺体を火葬するという物理的な役目、故人の関係縁者にお別れをしていただくという社会的な役目です。
お葬式は悲しみを乗り越えるための大切なプロセスでもあります。
ご遺体を荼毘(だび)に臥すことによって大切な人が亡くなったことを、現実として受けとめて故人の霊を供養します。
集まった親族、友人と悲しみを共有することによって、少しずつ悲しみがケアされていきます。
葬儀という儀式を行うことで大切な人の死という大きな変化を受け入れ、残された遺族が、新しい生活への一歩を踏み出す足がかりとなります。
友引に葬儀をしてはいけないのでしょうか?
友引に葬儀をしてはいけないという決まりはありませんが、火葬場が休場していることが多く、友引の日に葬儀(火葬)できない地域もあります。
また「友を引く」というニュアンスを気にされる方もいらっしゃいますので、親戚、関係者などに配慮しながら決めるのが良いでしょう。
葬儀に参列される人数を把握する方法はありますか?
携帯電話の登録数や年賀状の数などから、ある程度の人数を予測します。
同時に親族、友人関係、仕事関係、ご近所、趣味や習い事関係など、それぞれの立場のお話もお伺いしながら目処をつけていきます。
人数を予測してきめ細やかな準備をすることは、お葬式全体の質に関わってきますので、とても大切なポイントです。
また、葬儀費用にも密接に関係しますので、最低限必要な費用や物品数を正確に割り出すためにも、しっかりと把握しましょう。
予測が難しい場合にはジロイムにご相談ください。
無宗教で葬儀を行いたいのですが可能でしょうか?
すべての方が無宗教での葬儀を行えるわけではありません。
親戚の理解やお墓との関係など、諸条件をクリアしなければトラブルの原因となりますので注意が必要です。
無宗教の葬儀は自由に進めることのできる葬儀ですが、ある程度のシナリオを設定する必要があります。
故人様の遺志を継ぎ、プログラムをつくり上げていく方法が一般的です。(例えば、故人様の趣味や写真コーナーを作り、思い出の曲や映像を流しながら故人様を偲ぶなど)
葬儀の費用で注意する点はどんな所ですか?
ネットや広告などで目にするような葬儀一式費用の安い業者を選ぶのはあまり意味がありません。
「葬儀一式」という言葉に何の費用が含まれているかは業者によって大きく異なるからです。
広告はあくまで広告です。お客様用に見積られた金額ではないので、想定していた金額と実際にかかった金額に必ず差が生じるといっても過言ではありません。
「必要なものがすべて含まれます」「追加料金一切なし」などの文言も多く目にしますが、あくまで葬儀社が設定したプランであり、必要か不要かの判断をお客様が行ったわけではありません。
専門家である葬儀社にご予算やご希望をきちんとご相談いただき、葬儀にかかる費用に理解・納得した上で準備を進められることをお勧めします。
ちなみに葬儀にかかる費用は、葬儀社のみならず式場・火葬場・車輌・料理・返礼品・お布施など多岐に渡ります。ジロイムではお見積りの段階でご遺族様のご要望を踏まえてご提案いたしますので、過不足のない最適な金額が算出されます。
もちろん、後で膨大な請求をしたりすることもありません。
また、予算が心配なときは率直にご相談ください。葬儀費用をできるだけ抑えた形でしっかりとご提案いたします。
家族葬に関するご質問
家族葬とはどんなお葬式ですか?
ご家族やご親戚、親しい友人を中心とした少人数で行うお葬式です。一般葬に比べ小規模ではありますが、お通夜、葬儀・告別式と基本的な式の流れは一般葬とほとんど同じです。
家族葬は家族や親戚以外の人を呼んでもいいのですか?
「家族葬」という言葉は、ある葬儀社が家族中心の小さな規模の葬儀という意味合いで使用したのが始まりで、葬儀の形式や宗教形態を規定するものではありません。
そのため、家族葬には明確な定義がなく、ご家族やご親族、親しい友人を中心とした少人数でのご葬儀の総称として用いられることが多いようです。
家族葬を行う際に注意することはありますか?
家族葬には生前の故人様の意向や意思、お付き合いのあった方々との関係が深く影響しますので、家族葬にするのかどうかよく検討することが必要です。
例えば、故人様の意思により家族だけで葬儀を済ませたところ、葬儀に参加できなかった人たちが、後日お参りをしたいと頻繁に自宅へ訪れる場合があります。
訪問を断る訳にもいかず、お礼状や香典返しの準備もなく、礼を逸してしまった上、毎週のようにその状態が続き外出もままならないなど、ご遺族に負担がかかる可能性も想定できます。
家族葬のメリットはなんですか?
家族葬には大きく3つのメリットがあります。
1つ目は、故人様とゆっくりお別れいただけることです。
参列されるのはご家族・ご親族、親しい友人と小人数ですので、ゆったりとした時間の中で故人様への想いをそれぞれ伝えることができます。
2つ目は、式の最中や前後に参列者や各係員へ挨拶回り等の必要がないことです。
常に気を使うことなく、お別れに専念できます。
3つ目は、受付や案内係を誰かに頼む必要がないことです。
参列者はご親族や近しいご友人など少人数で規模も大きくないため、司会や多数の運営スタッフ、大型の式場が不要なケースが多く見られます。
家族葬のデメリットはなんですか?
ご親族や近しいご友人だけでご葬儀を執り行うため、連絡しなかった方々から、後になって「どうして呼んでくれなかったのか」「亡くなったことを教えてほしかった」などと言われる場合がございます。
お呼びしないことで、今後のお付き合いに響くようなご親族がいらっしゃらないか、ご確認いただいたほうがよろしいでしょう。
また、「お世話になった人だから、お焼香をあげさせてほしい」とご葬儀後にご自宅を訪れる方もいるため、その度に弔問客への対応が必要になります。
家族だけのお葬式は、ご近所や会社関係の方などに対して失礼にあたりますか?
失礼ではありません。最近では、家族葬を選ばれる方も増えてきています。
どなたにもお伝えせず行われる方法もありますが、参列をご辞退いただくことをお伝えして行われる方法もあります。
ジロイムではご遺族様のご要望に合った方法をご提案いたしますので、ご安心ください。
亡くなったことを近所の方に知らせずに、家族葬を執り行うことはできますか?
可能です。
病院などご自宅以外で亡くなられた場合、故人様のご安置施設をご自宅ではなく葬祭場を選ばれれば、ご近所の方に知られることはありません。
ご自宅でのご安置を希望される場合、明るい時間帯は控え、ご家族様のご都合に合わせて深夜・早朝にご安置いたします。
家族葬で香典や供花を、いただいてもいいのでしょうか?
多くのご家族様は受け取られていらっしゃいます。
ご辞退を希望される際は、事前にお電話もしくはFAXでお伝えすることをお勧めします。
お断りしたにもかかわらず、ご会葬者が「どうしても」と置いていかれたお香典に対してはお返しをし、故人様に代わって感謝の意を示しましょう。
また、弔電や供花が届いた場合もお礼を伝えましょう。
家族葬のご案内をしなかった方に、お葬式を終えたことをどうやってお知らせすればよろしいでしょうか?
はがきでお知らせすることが一般的です。
はがきの手配もジロイムでお手伝いさせていただきます。
参列者が家族や親族だけなので、会葬返礼品は必要ありませんか?
喪主様のご兄弟やお子様など、ご家族様だけが参列する場合は、会葬返礼品を用意しないことがあります。
喪主様の奥様のご両親やご兄弟、従兄弟様など、ご親族も参列する場合は、用意したほうがよろしいでしょう。
会葬返礼品は、お通夜や告別式に参列する方へ、故人様に代わって感謝の気持ちを込めてお渡しするお品です。
渡さなかった会葬返礼品は返品もできるので、用意しても無駄になることはありません。
家族葬に呼ばない親族には、どんな対応が必要ですか?
訃報の案内で、「故人や家族の遺志により、家族だけで葬儀を行う」ことを伝え、ご親族の会葬辞退をお知らせしましょう。
訃報と併せて、電話でも家族葬を行うお話しをすることで、より丁寧に、誤解なく会葬辞退を伝えることができます。
家族葬に呼ぶかどうか迷った人は、呼ぶべきですか?
故人様だったら最期に会いたいと思われるか、お考えいただいた上で決められるとよろしいでしょう。
お呼びしなかった方から後日「どうして葬式に呼んでくれなかったのか」と言われるのではないかとご心配の方には、ご家族様のお考えや、お呼びするかどうか迷われている方とのご関係を伺った上で、ジロイムスタッフがアドバイスさせていただきます。
一日葬に関するご質問
一日葬とはどんなお葬式ですか?
お通夜は行わず、告別式の1日だけでお別れいただくお葬式です。
従来のお通夜・告別式2日間のお葬式に比べ、高齢の方でもお疲れを感じられることがなく、ご会葬される皆様のご都合も合わせやすいお別れです。
直葬(火葬式、火葬のみ)との違いは何ですか?
何の儀式もせず、火葬前に短い時間でお別れをするのが直葬です。
一日葬は、一般的な葬儀の形からお通夜を省いたお葬式なので、限りなく一般的なお葬式と同じとお考えください。
一日葬はどんな宗教でも行うことができますか?
対応可能です。
但し、お付き合いのある宗教者様(菩提寺様など)がいらっしゃる場合には、必ず事前に相談してから執り行うことをお勧めします。
二日間の葬儀に比べて、費用は抑えられるのですか?
お通夜がないので、お清め(お食事)の費用がかかりません。
私たちにご僧侶や神主様の手配をご依頼された場合は、お布施や祭祀料に含まれるお車代、お膳料1日分を抑えることもできます。
また、遠方からのご会葬者がいらっしゃる場合は、宿泊代も抑えられます。
式場によっては、利用料金が半額になることもありますが、ほとんどの場合は、お通夜がなくても前日から設営で使用するので、通常料金となります。